一気飲みはしない、させない、見過ごさない
新人歓迎会、飲み会、打ち上げ、忘年会、楽しく飲むお酒が悲劇を生んでしまうかもしれません。
場を盛り上げるために、お酒の一気飲みをすることがあります。
これは非常に危険で、ニュースで死亡した事件が数多く報道されています。
急性アルコール中毒という症状が広く認知されているにも関わらず、
一気飲みの事故は無くなりません。
急激に血中のエタノールが増えると、運動障害や意識障害が現れます。
酔っているだけだと放置していて、そのまま死亡してしまった事件もあります。
死亡した場合、周囲に居た人が罪に問われることになるのを知っているでしょうか?
遺族から多額の賠償金を請求され、人生に傷をつける最悪な行為だと覚えておきましょう。
昔の時代とは違い、無理やりお酒を飲ませる行為は、もう終わりにするべきなのです。
大学のサークルでは、昔からの慣例だからと言って、新人に一気飲みをさせることがあるようです。
そのような慣例は昔に作られたものであり、今の時代に合っていないのです。
一気飲みを強要されたら強く断りましょう。
命に関わる問題なので、絶対に受け入れてはいけません。
また、周囲で一気飲みをしている人が居たら、ゆっくり飲むように促しましょう。
どうしても聞き入れてくれない場合は、
熱燗など、一気に飲みにくいお酒を勧めてみると効果があります。
他にも、誰かに一気飲みを強要している人が居たら止めに入りましょう。
何か起こってからでは遅いのです。
あなたの行為が命を救うことに繋がります。
一気飲みで死亡者が出てしまったら、その場に居た全員が罪を背負います。
人を死なせてしまった罪は、一生消えることがありません。
後悔しないように、お酒の一気飲みは撲滅させるようにしましょう。
もしも急性アルコール中毒のような症状が現れたら、まずは意識があるか確かめてください。
意識があるなら、
体温が下がらないようにコートや毛布を掛けてあげましょう。
朦朧として意識が混濁しているならすぐに救急車を呼ぶべきです。ちょっとでも様子がおかしかったら119番です。
あなたの判断が命を救います。